2018.08.09
みなさんこんにちは!
淡路町店の夏目です!
八月も一週目を乗り越えましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
気怠く、あまりやる気が起きない。食欲も減衰してしまう。そんな日々をお過ごしではないでしょうか?
食べる気がしない、というのはみなさん感じられているように思えます。しかし、控えめな食事も行きすぎれば必要な栄養を摂取できず、夏バテを加速させてしまうことでしょう。そこで、今回はあえて、この食材についてご紹介いたします。
もう、おわかりですね?
そう、“肉”です。
牛肉や豚肉などの動物性タンパク質には、体内で作ることが出来ないが人体の栄養バランスに必ず必要な必須アミノ酸がバランス良く含まれています。とくに、牛肉の赤身肉にはビタミンB群や鉄分、亜鉛など、日頃に摂取しにくい栄養素もしっかりと含まれているのです。せっかくなので、それぞれの栄養と効果も少し見ていきましょう。
・タンパク質=消化の過程でアミノ酸に分解され吸収されます。お肌に良いとされる<コラーゲンも、タンパク質に含まれています。
・ビタミンB群=脂質や糖質、タンパク質の代謝に欠かせない栄養素。消化と代謝の要である酵素を補ってくれることから、「補酵素」とも呼ばれます。
・鉄分=赤血球を作るのに必要な栄養素。足りないと貧血や、動悸息切れといった疲れやすさにも影響します。ただし、鉄分は摂りすぎもよくないので、サプリメントで摂る際は量に気をつけた方が良いでしょう。
・亜鉛=身体の情報を新しく更新していく力があります。不足すると味覚を感じる器官が正常にはたらかなくなり、味覚障害を引き起こしてしまうことがあります。高齢者の方は、免疫力の低下に繋がることもあるとか。ただし、これも摂りすぎは注意です。
代表的な栄養素だけでも、身体の機能をこんなに助けてくれます。
また、肉を噛むということも身体に良く、食べ物を噛むという行為によって運動野と感覚野が活性化する、といいます。すると、脳の活性によりトレーニングになるだけではなく、記憶力アップにも繋がるのだとか。お得ですね!
肉食、とくに牛肉を食べる文化は紀元前二万年前には既にあったといいます。
日本では一般生活に浸透し始めたのは明治時代の「すきやきブーム」からではありますが、江戸時代には既に高価な薬として流通していたとか。
そう、当時の日本人にとって、肉は“薬”なのです!
まだまだ厳しい夏が続きます。
ついつい、食卓から肉を遠ざけてしまうこともあるでしょう。
ですが、だからこそ、肉を食べて不足しがちな栄養素を獲得し、夏を乗り越える力とするのです。
ぜひ皆様も、熱くて厚いステーキで、暑い夏に挑まれてみてはいかがでしょうか?