2019.01.07
こんにちは、神田駅前店の平野です。
本日1月7日から仕事始めですね!年末年始はゆっくりお休みになれましたか?
例年と比べて12月29日が土曜ということもあり、銀行・保険業界の方々も28日からお休みになれた方も多かったみたいですね。いかがでしたか?
そしてあっという間に仕事始めの日が来ました。少しずつ2019年のエンジンをかけていきたいところですね!
さて、1月7日といえば「七草がゆ」の日でもあります。召し上がる方、いらっしゃいますか?
そういえば毎年気になってはそのままスルーしていたことがありまして、それは
なんで「七草がゆ」ってそもそも1月7日に食べるんだろう?ということです。
私以外にも気になってはいるものの、「そういえば何でだろう?」と疑問に思っている方も少なくないとは思います。
という訳で、この機会に「七草がゆ」の由来や意味について調べてみました!
よろしければどうぞご覧ください^^
一年間の五つの節句。人日(じんじつ)(=一月七日)、上巳(じょうし)(=三月三日)、端午(たんご)(=五月五日)、七夕(しちせき)(=七月七日)、重陽(ちょうよう)(=九月九日)。
五節句の「節」というのは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。暦の中で奇数の重なる日を取り出して(奇数(陽)が重なると陰になるとして、それを避けるための避邪〔ひじゃ〕の行事が行われたことから)、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うという目的から始まりました。この中国の暦法と、日本の農耕を行う人々の風習が合わさり、定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになったそうです。
五節句には、3月3日、5月5日のように奇数の重なる日が選ばれていますが、1月だけは1日(元旦)を別格とし、7日の人日(じんじつ)を五節句の中に取り入れています。
「五節句」の制度は明治6年に廃止されましたが、今での年中行事の一環として定着しています。
二十四節気では、小寒から大寒、2月の立春までが、寒さの厳しい“寒の内”とされている。江戸時代には、重要な年中行事として、中国に習い「五節句(江戸時代は五節供)」が認定された。その最初である1月7日は、「人日の節句」という。
古代中国では7日は人を大切にし、刑罰を与えない日とされており、「七種菜羹」(7種の菜が入った吸い物)を食べていたことから、そこに平安時代のかゆを食べる宮中行事が結びついたといわれている。日本和食卓文化協会代表理事の槻谷順子さんは話す。
「江戸時代に人日の節句が幕府の公式行事になり、庶民にも定着してきたものです。ただ、現代のように流通が発達していない時代は、七草すべてをそろえるのは至難の業。七草がゆといいながら、1~3種類で作ることが多かったようです」
出典:https://www.news-postseven.com/archives/20190106_841009.html
■「七草」とは?
【1】せり…ビタミンCやミネラルが豊富。食欲増進、貧血予防に。
【2】なずな…利尿・解毒作用があり、腎臓と肝臓を整える。高血圧の予防に。
【3】ごぎょう…たんぱく質やミネラルが豊富。咳や痰を取り除き、のどの痛みを抑える。
【4】はこべら…止血・利尿作用があり、歯ぐきや皮膚の腫れ、痛みに。
【5】ほとけのざ…葉の丸い形が蓮の花に似ている。高血圧予防に。
【6】すずな…かぶのことで、葉はカルシウムやカリウムが豊富。
【7】すずしろ…大根のこと。ビタミンC、鉄分、食物繊維が豊富。消化や二日酔いによい。