2020.12.25
こんにちは、神田西口店の平野です。
2020年はコロナで始まり、コロナが終わるかと思いきやまだ続く・・^^;
歴史的に激動な1年だったと思います。
自粛ムードのクリスマスだな、と思っていた時にふとニュースを見ていたら、
「えんとつ町のプペル」が本日映画化!
こんなニュースを見つけました。
知らなかったんですが、この映画の原作は、
あのお笑いコンビ「キングコング」の西野さんが企画・制作をした絵本だったんですね!
何やら自らクラウドファンディングで資金を集めたんだとか・・。
制作期間は4年半!?満を持しての映画化。
いったいどんな映画なのか?
調べたものをまとめてみましたので、良かったらどうぞご覧ください。
もう一歩踏み出したいすべての人に贈る、感動の冒険物語。
幅広い世代に愛され、今なお世界を魅了し続ける絵本「えんとつ町のプぺル」が、ついに映画化!
原作者のキングコング西野亮廣が自ら製作総指揮・脚本を手がけ、
絵本では描かれなかったえんとつ町の“本当の物語”を描き出す。
アニメーション制作は圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃。
設定開発にとことんこだわり、町の創設からエネルギー構造までを再構築し、
ファンタジックな町並みと魅力的なキャラクターを立体的に映像化。
ヴォイスキャストは窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子らが名を連ねるほか、
オープニング主題歌にHYDE、
エンディング主題歌にはロザリーナが参加してハロウィンの奇跡を盛り上げる。
本作の“願い”に賛同したスタッフ、キャスト、アーティストが集結し誕生した、大人も泣ける、この冬一番の感動物語!
未来は信じ続けた夢でできている。
今だからこそ、あなたの夢を信じてみませんか?
出典:https://poupelle.com/
信じて、信じて、世界を変えろ。
厚い煙に覆われた“えんとつ町”。煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。
一年前、この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノが突然消えてしまい、
人々は海の怪物に食べられてしまったと噂した。
ブルーノの息子・ルビッチは、学校を辞めてえんとつ掃除屋として家計を助ける。
しかしその後も父の教えを守り“星”を信じ続けていたルビッチは
町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、ひとりぼっちになってしまう。
そしてハロウィンの夜、彼の前に奇跡が起きた。
ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、のけもの同士、二人は友達となる。
そんなある日、巨大なゴミの怪物が海から浮かび上がる。
それは父の紙芝居に出てきた、閉ざされたこの世界には存在しないはずの“船”だった。
父の話に確信を得たルビッチは、プペルと「星を見つけに行こう」と決意する。
しかしこの町の治安を守る異端審問官が二人の計画を阻止するために立ちはだかる。
それでも父を信じて、互いを信じあって飛び出した二人が、
大冒険の先に見た、えんとつ町に隠された驚きの秘密とは?
『えんとつ町のプペル』っていうのは超、超、超、経済のお話なんです。
1920年か30年かに、ドイツの田舎のほうの町で使われた地域通貨で「ゲゼルマネー」っていうのがあるんですけど。
僕、世の中のお金のなかで一番面白いなって思ったお金がそれなんです。
ゲゼルマネーって、まあ言ってしまえば「腐るお金」なんですね。
時間が経ったらどんどん価値が下がっていく。
りんごでも靴でも鞄でも、世の中のものはすべて時間が経てばどんどんどんどん価値が下がっていくのに、
お金だけは不老不死じゃないですか。
いまのところ。それを1回やめようぜ、
お金もちゃんと歳をとらせて腐らせていこうぜっていうのが「ゲゼルマネー」なんです。
あれは確か、シルビオ・ゲゼルっていう人が作っちゃって、
実際に地域通貨として使われたんですが、それやっぱりよくて。
腐っていくお金なので、最初は1万円だったのが来月には9,900円になっちゃって、
その翌月には9,800円になっちゃう、っていう感じにどんどんどんどん価値が下がっていく。
そうすると、みんなどんどんどんどんお金を使うんですよ。
そうすると、その町はすげえ盛り上がっちゃうわけです。
それをよしとしなかったのが、お金を作る人、国側の人ですよね。
銀行にお金を預けて利子で生きている人たちからすると、
このお金が出回っちゃうとよろしくないということで、つぶしたんですよ、これ。
で、今僕たちが使っているような不老不死のお金で行けってなって。
でもそうすると途端に失業者ばっかりになっちゃうんです。
STAGE編集部:興味深いお話ですね。
何が言いたいかっていうと、えんとつ町はそのゲゼルマネーで回っているっていうことなんです。
閉ざされた町のなかで、みんなどんどんどんどんお金を使って、すげえ盛り上がってるんです。
えんとつ町の支配者は、何もいじわるをしてこの町の人たちをここ閉じ込めたわけではなくて、
外の経済が入ってきちゃうとこの町が殺されてしまうから、
町を守るために隔離したっていうことですね。
STAGE編集部:守るために、隔離したと。
それは本当に、守るためですよ。
だけど主人公のふたりはそんなこととはつゆ知らず、外に飛び出せって出て行くんです。
外の世界を見ようっていうことで。
これが果たして正義かどうかっていうのは難しいところですよね。
町の閉塞感から、閉じ込めた人がすげえ悪い奴みたいな感じに思えるかもしれないけれど、
外に飛び出すことが勧善懲悪になるわけでもなくて、
ただ正義の折り合いがつかなかっただけの話。
出典:https://stage.st/articles/4AyY3?page=2