2021.01.28
神田駅西口店、酒寄です。
突然ですが、皆様はちゃんと眠れていますか?
夜中に起きてしまう、なかなか寝付けない、起きたら体がだるいなどありませんか。
睡眠はとても大事な身体のメカニズムです。
特に免疫力のコントロールに大きく関わるのが睡眠。
免疫力はウイルスに抵抗する役割をになっております。
つまり、いまのコロナ禍の状況下で免疫力を上げる事は超重要ですよね。
ですので、寝れていないとなるとこの免疫力が低下している可能性が出てきます。
特に日本人は他の国と比べると、フランス8.7時間、アメリカ7.5時間、日本6.5時間と平均睡眠時間が低いそうです。
他に睡眠時間が短いとどうなるか、肥満、糖尿病、高血圧、認知症、やがては寿命も短くなる恐れがあるようです。
これを読んで「じゃあ睡眠時間を伸ばそう」と思ってくれた方、実はそれだけでは本当の意味で免疫力を高められたとは言えません。
何をすれば良いかと言うとそれは…
睡眠の質を上げる事なのです!
最初に睡眠のメカニズムをザックリご説明します。皆さんも聞いたことはあると思いますが、まず睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分かれます。レム睡眠は浅い眠りノンレム睡眠は深い眠りです。この二つをノンレム睡眠からレム睡眠と睡眠中に90分ごとに交互に繰り返されその周期が4回あるそうです。その1回目のノンレム睡眠が一番深い眠りに落ち、その後は徐々に眠りが浅くなり最終的に目覚めるのが睡眠のメカニズムです。そして、ここで重要なのが、一番深い眠りに落ちる最初のノンレム睡眠です。
ここが黄金の90分と呼ばれ、成長ホルモンの分泌や、脳を守る為の脳脊髄液に溜まる老廃物の排出、肌の保湿や記憶の定着などが行われ、免疫力もこの時間に高められるそうです。なので、この黄金の90分の睡眠の質を高める事こそが大切なのです。
では、どうすれば睡眠の質を高める事ができるのかですが、次の7つをご紹介します。
①夜寝る90分前にお風呂に入り湯船に15分浸かる
湯船に15分入るのは体を芯まで温める為、90分前に入るのは身体の体温を下げるのに90分かかるから。体温の低下が眠気を促す。
②寝る前は光を浴びない、脳を使わない、就寝中に靴下を履かない
脳を使わないのは副交感新を優位に立たせる為、作業、仕事、考え事はNG。光を浴びないのも同じ理由。就寝中に靴下を履かない事は体温の放出の妨げになる為。
③朝のアラームは2回、1回目は少音で短く、2回目は20分後に普通音
ノンレム睡眠で起きると負荷がかかるので、レム睡眠の時に起きる方法。レムの場合アラームは1回目のアラームでも聞こえる、2回目のアラームはノンレムからレムに切り替わるので起きられる。(スヌーズはNG)
④日光を浴びる。
体内時計の調整の為。
⑤朝起きたら早めに軽い運動。
体温を上げ、交感神経を活発にする為。激しい運動はNG。出来れば体温放出の為、裸足で行うのが良い。
⑥運動後に冷たい水で手を洗う。
体温放出と、冷たい刺激で目覚めが良くなる。
⑦以上をルーティン化。
生活リズムを作る為。就寝、起床時間も固定する。
また、睡眠についてはみんなのてもみスタッフブログでも過去に多くの方が取り扱っているテーマですので、是非過去の記事も参考にしてみてください。
さあこれで免疫力をアップしてこのコロナ時代をみんなで乗り切りましょう!
それでは!