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2021.10.28

寒くなる時期、「ぎっくり腰」が増えるのは本当?

こんにちは!水道橋の肩甲骨はがすマン太田です!
何だか最近めっきり寒くなってきましたね。
この間までTシャツで過ごしていたので着るものがなくて困っています(笑)
さて、秋冬は腰を痛めやすい・・・って本当なのでしょうか?
 朝晩の気温が下がり、肌寒い季節になってくると、腰に痛みを感じたり、「ぎっくり腰」になったりするなど腰の不調を訴える人が増えてきます。当店でもでも「冬場の朝にぎっくり腰になったことがある」「秋冬は毎年、腰の調子がよくないです」「夏から秋への変わり目のときはいつも注意している」など季節の変化に合わせて、特に腰をいたわる意識を持つ人が少なくありません。
 気温が低下する秋冬の時期、ぎっくり腰のリスクが上がるというのは本当なのでしょうか。
そもそも、ぎっくり腰とは体を動かしたときに急激な強い痛みが腰に生じ、その痛みがしばらく続くもので、正式には『急性腰痛症』といい、原因はさまざまで、筋肉の痛みや『椎間関節』という背骨の関節に由来するものなどもありますが、椎間板に傷が入ることで生じるケースが多いと思います。
椎間板には『線維輪(せんいりん)』という硬い部分と『髄核(ずいかく)』という軟らかい部分とがあり、線維輪に傷が入ると強い痛みが出ます。
動作によって髄核の圧が上がると、その影響で線維輪に亀裂が入り、強い痛みが生じます。
外からは見えない傷が体内にできるイメージで、亀裂が入った瞬間、ぎっくり腰として痛みを感じる場合が多いです。
では夏から秋への変わり目、冬場など気温が低くなる時期にぎっくり腰を起こしやすくなるのは事実でしょうか。
統計的なデータは不明ですが、実際寒くなってくると、ぎっくり腰が多くなるように思います。
寒くなると筋肉も硬くなるため、背骨の動きが悪くなる可能性があります。
そして、背骨の動きが悪くなると椎間板などにかかる負担も大きくなるため、ぎっくり腰になりやすいのではないでしょうか。
また、寒いために腰を屈(かが)めた姿勢になりがちだと、その結果として、椎間板の圧力が上がり、ぎっくり腰になることも多いのかもしれません。
ぎっくり腰に限らず、「毎年、寒い時期になると腰の調子が悪くなる」という人も多いですが、寒くなると、腰も関節も調子が悪くなる人は多く、寒くなりきったときより、寒くなりつつあるタイミングの方が痛みが出やすい人が多いように感じます。
寒いと痛みのセンサーも敏感になる傾向にあるため、痛みが強くなる可能性もあるでしょう。
また、多少の痛みがあっても、明るい気分のときはあまり気にならない面があります。
一方で、寒い時期は気分が落ち込みやすくなり、気分が落ち込むと痛みを強く感じやすくなるため、『調子が悪い』と感じやすい側面もあるかもしれません。
ぎっくり腰を起こしてしまったときは初期は安静に。
ただし、その時期は3日程度までで、それ以降は痛みが我慢できる範囲で動いていた方が早く治るといわれています。
秋冬に限らず、痛みのない時期にストレッチ用のポールなどを使って、しっかりと背骨をストレッチしておくのがよいと思います。
また、長時間座ったままでいるのもよくありません。立っている姿勢よりも、座っている姿勢の方が背骨への負担が大きくなる傾向にあるため、長時間、同じ姿勢で座っていると腰への悪影響が生じやすくなります。基本的に、20分以上同じ姿勢でいると悪影響が大きいといわれているので、時々、姿勢を変えたり、伸びをしたりすることが大切です。
気温が低い今の時期、ぎっくり腰を起こさないためには普段以上にストレッチを心掛けましょう。
基本的に体は動かしていた方が調子がよくなります。
寒い季節になると活動レベルが下がりやすいため、普段以上に体をしっかり動かしていくのが望ましいでしょう。
寒いからといって、部屋に閉じこもり過ぎるのはNGです。
おかしいな、と思ったらなるべく早く「みんなのてもみ」にご予約を!

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