2022.08.25
みなさまこんにちは。
淡路町駅前店副店長その1です。
まだまだムシムシジメジメと厳しい暑さが続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
夏バテ防止についつい冷たくて甘い物を摂取しがちになってはいないでしょうか?
カロリーは気になる。けれど甘いものは欲しい。
そんなあなたに本日ご紹介しますのは、夏祭りの定番スイーツにしてローカロリーなあのお菓子です!
正式には綿菓子とされていますが、もとをただせばアメリカ生まれのお菓子だったりします。
英語ではコットンキャンディ(Cotton Candy)といい、下肢製造業者であったジョン・C・ウォートンと発明家兼歯科医だったウィリアム・モリソンらが1897年に世界初の電子綿菓子製造機を開発したことで、綿菓子が誕生しました。アメリカでは1904年のセントルイス世界博覧会でFairy Flossという商品名で出展されると、これがブームの火付け役となり、なんと約7万個も売れたそうです。
そんな、アメリカで大人気のスイーツであった綿菓子が日本に上陸したのは、まだまだ明治維新の名残の薫る1900年代のことだそうです。当時は電気飴という名称で販売されていて、画家の谷内六郎や作家の森茉莉といった文芸人から作品内でその名称が確認されるなど、当時の日本人に深く愛されていたさまが見受けられます。
綿菓子と聞くと、日本人なら2つの名称が思い浮かぶのではないでしょうか。わたがしとわたあめ。そして大正時代に用いられた電気飴。これら3つは実は同じものだったりします。主に、西日本では綿菓子、東日本ではわたあめと呼ぶそうですが、いつごろから名称が分かれたのか、はっきりしていないようです。
さて、それではそろそろ本題に入ります。
綿菓子とは、ザラメを機械で薄く引き伸ばして作るお菓子です。その性質上、見た目の重量感に対して実はとてもカロリーが低く、一般的な綿菓子20gのカロリーは、たったの70キロカロリーと、実はとってもローカロリーなのです!
一般的には、ミルクチョコレートのカロリーが20gで約110キロカロリーと考えると綿菓子は非常にローカロリーなのもそうですが、チョコレートは1粒に対してこのカロリーなのにも関わらず、綿菓子はあの満足感たっぷりの見た目に対して、と考えますと、満足感とローカロリーを併せたスペシャルなスイーツといえるのではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか。
このように、アメリカで生まれたお菓子も、今や日本の夏祭りの定番です。
ローカロリーでありながら味わい深い綿菓子と共に、海の向こうに夢を馳せても、面白いのかもしれませんね。
とはいえ砂糖は砂糖なので、食べ過ぎにはご用心くださいね。