こんにちは。
半蔵門駅前店の府川です。
今日は快眠につながる話です。
不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体が冷えてしまいがちに。そうなるとうまく放熱できずに、良質な睡眠を妨げになってしまいます。このように睡眠の質を大きく左右する体温ですが、うまく調節する方法はあるのでしょうか?
1 リズム運動
日常的に運動している人は、運動習慣が全くない人に比べ、睡眠の質が良いことは実験で証明されています。快眠のための運動は前日の就寝時間の19時間後ぐらいがベスト。例えば、午前0時に寝ている人なら19時が運動のゴールデンタイムです。
この時間帯は体温や覚醒レベルが最も高いため、眠ろうとしても眠れないもの。もともと高い体温を運動することでさらに引き上げておけば、その後下降する体温との落差が大きくなり、寝つきやすい状態になります
特にスクワットやウォーキングなど「一定のリズムで繰り返す運動」をすると、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、それが入眠を促すメラトニンに変わるため寝やすくなります
2 入浴
ちょうどよく深部体温を高めるには就寝60〜90分ほど前に38〜40℃のぬるめのお湯に20分ほどつかるのがおすすめ。入浴は副交感神経を働かせて体をリラックスさせるのに役立ちます。また、運動と同じようにお風呂で体温を上げておくと、睡眠時に急激に深部体温が下がり始めるため入眠もスムーズになります
3 3つの首
首、手首、足首の3つの首は自律神経とも深い関係があり、ここを温めることで手足の皮膚温度がグッと上がって、眠りやすくなるのです
【首】
首には頭と体をつなぐ太い頚動脈(けいどうみゃく)が通っています。タートルネックやストールなど首を冷やさないよう気をつけて下さい
【手首】
意外と見落としがちですが、手首もオールシーズン冷やさないことが大事です
【足首】
足首は筋肉量が少ないので、一度冷えてしまうと、なかなか暖まりにくくなっています。お風呂からあがったら、すぐにレッグウォーマーを着用するとよいでしょう
ちょっとした工夫で快眠へ導く体温は調節できます。生活リズムが崩れがちな方は、体温調節によって積極的に眠りのスイッチを入れていきましょう