2019.06.20
六月ももう後半に入りましたが、まだまだじとじととした暑さには参ってしまいます。暑さに負けず湿度を呑み込むくらいの勢いが必要なのかも知れませんね。
ご来店いただけましたらもちろんお体を元気にさせていただけるよう尽力いたしますが、ご来店いただけずとも視覚的に元気をお裾分けしたい、夏生まれの夏目です。
淡路町店にお越しの際は、雨が原因であわや事故とならぬようお気を付けていらしてください。あわやじこ。あわじ。そうです。淡路町だけに。淡路町だけに。
さて、六月といえば皆様、なにを思い浮かべられるでしょうか?
さくらんぼ、アプリコット、キューカンバー、ピーマン。いいですね、どれも旬です。ですが、せっかくの六月です。一度、食べ物のことは忘れましょう。
そう、六月と謂えば祝福の日。
【JuneBride】です。
日本では、雨の多い梅雨の時期に何故結婚式を行うのだろうか? と、疑問に想われる方も少なからずおられると思います。ですが、この言葉が生まれたヨーロッパでは、伝承と生活に基づいた理由があったりするのです。
□伝承
レジェンダリー。良いですね。私は最近はラブクラフトの創作神話を題材にしたTRPGにどっぷりです。さて、Juneというのはご存じのとおり六月を指しますが、語源となったのはギリシャ神話です。ギリシャ神話の主神であるゼウスには、とても美しい妃がおりました。彼女の名前はJuno(ジュノ)。結婚と出産を司る女神です。彼女は女性の権利や女性を守護する女神として有名で、そんな彼女の守護する月である六月に結婚をすると、幸福になれると信じられてきました。
□慣習
地域のルールを守っておくと、なにかと融通がきいたりします。かつてのヨーロッパでその融通というものは、中々難しいものでした。なにせ、働かなければ食べていけないのは今でも変わりませんが、作物の繁忙期も作物の保存期間も今とは全然違います。なので、中世では作物が実る三月から五月のケッコン(仮)……ではなく結婚を禁止したそうです。結婚、出産、子育て。農作業に関わる暇がなくなってしまいますからね。そのため、結婚が解禁される六月は多くのカップルが挙式をあげ、多くの人が祝福されました。そんな経緯から、六月の結婚は祝福される、なんて習慣が根付いたようです。
このように。
六月という季節はじめじめしているというだけではなく、多くの慣習と伝承により、多くの祝福を紡いできた季節であるということがわかります。
皆さんも、結婚式を挙げるのなら、六月という節目を選んでみてはいかがでしょうか?
本日はこれにて、ジューンブライドの……いや、ちょっと待ってください。
ジューンブライド
じゅーん ブライド
じゅー フライド
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じゅーしー、フライド?
ということで!
本日の健康テーマは、『フライドチキン』です!!
フライドチキンとは皆様のご想像のとおり、鶏の足に衣を付けてカリッと揚げたものが一般的です。ですが油ものということもあり、なにかと倦厭されがちです。
ですが、ちょっと待ってください。実はフライドチキンって、揚げ物の中でもヘルシーな三箇条があるんです!!
フライドチキン三箇条
ひとつ、鶏はヘルシー
鶏肉を構成するタンパク質は、体内で生成できない必須アミノ酸のバランスを示した数値、“スコア”の比率が非常に良いとされています。タンパク質は筋肉だけでなく臓器の材料にもなります。ほどよく食べて、元気なお体の元にしましょう!
ひとつ、油はバリアー
フライドチキンも油を考えれば、実はとっても身体に良いんです。脂肪酸というのは大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。このうちの不飽和脂肪酸は植物油に含まれています。とくに健康にいいのは、えごま油などですね。不飽和脂肪酸は動脈硬化のリスクの低下や血管を柔軟に保つ役割を持ちます。お体を元気にバリアするのには、ほどほどの油も必要であったりするのです。
ひとつ、塩分はパワー
フライドチキンは一口食べればわかるとおり、中々スパイシーです。ということは、それなりに塩分が含まれているということです。塩分のとりすぎはもちろんなにかと健康に害を及ぼしますが、これからの季節、どんどん暑くなりますと塩分――電解質が必要になってくるのです。人間の身体は、実は水分だけを取り過ぎると身体の濃度がどんどん薄くなってしまいます。そこで、塩分から電解質を摂取すると、お体の濃度を保ったまま、循環を良くして熱に抗うことが出来るのです!
如何でしたでしょうか。
なにかと避けてしまうことも多いフライドチキンですが、実は、適度に摂取する限りはそうわるいものでもないのです。
六月はなにかとお祝い事も多いように思えます。皆様もぜひ、祝いの席でフライドチキンを振る舞ってみては如何でしょうか?